お手帳

不定期更新です

ハシゴした感想文

もう2月ですが‪あけましておめでとうございます。今後とも不定期ではありますがよろしくお願い致します。

また太田記念美術館へ行きました。美術館から色々とハシゴしたので覚え書きついでの感想文です。

太田記念〜の‬一度目に行った時のものは、ここのパスを忘れかけた時にタンブラーに書いたのでよければみてやってください。

http://yoichi-1847.tumblr.com/post/169572337401/

 

浮世絵の展示

展示替えをしたらしく、これは行くしか……!とGOしました。‬
‪前回にも言った(禁止されてたというのもありますが)物事を大々的に表現するのではなく、あえての表現、気付いた時面白いです。‬
‪また以前来た時から気になっていた小林清親ですが、今回初めて光線画の存在を知りました。奥深いなー!‬
小林清親のはじめた風景画が光線画って呼ばれるらしいです🤔まだ理解が及んでいませんが、小林清親の夜の風景に人物のシルエットを塗り夜の光の表現がとにかく好きです。‬
‪今だとよく知られる表現かもしれませんが見入ってしまいます。キャプションにあった『明治に入っても浮世絵は進化し続けている』という文が印象的でした。(うろ覚え)‬
また、清親とは対照的に明治初期によく使われた赤い色をグワッと使った浮世絵は粗悪品も多いらしく最近ではあまり高評価ではないらしいですが、明治からの新しい色という感覚や赤を大々的に使われた明治の浮世絵だな〜っていう感じが個人的にめっっっっちゃくちゃ好きです。
あとは明治という新しい時代になってから徐々に人々の生活や風景が変わりゆくところを描いたというのも好きです。元々近代建築が好きなので浮世絵で表現される都内の情景、建物や人物たちうガン見ですね。江戸期からの浮世絵にも思ったんですがあんな細かいのどうやって描いたんでしょうか……最近やっと背景を描こうと模索してる身としては、消失点やパースという概念はあったのかなーという所も気になりました。

ド派手な明治の浮世絵に話を戻します。
西南戦争あたりの浮世絵はぱっきりとした色合いでポージングもダイナミックだったりで見入ってしまいます。

実は今回日清戦争あたりの浮世絵を目当てに来たところもあります。

ギリギリ日清は浮世絵が多いんですね。空想で書かれた海戦とかもあって面白かったです。潜水服を着て海中を照らす係りの人がいて、照らされたとこで戦う……とか……。幕末期も蒸気船など新しいものが入り、それを描いたものもありました。それも空想で内部を描かれたりとだいぶ自由度が高くて面白いです。
日清あたりの話に戻りますが、日露あたりだと写真が台頭しはじめたんでしょうか。写真の歴史ってどう調べたらいいんだ……🤦‍♂️
私の推しは西南戦争期の浮世絵と写真がありますがどのような形でも姿が形になってあるというのはありがたいですね……浮世絵がバンバン売れたという話もあるのでめちゃくちゃ見てみたいです。

光線画についてwikiには明治期特有の毒々しい色彩とは対照的に〜とありましたが毒々しいのも清親の淡い感じも両方好きです。

 

ブリiューゲル展
元々去年バベiルの塔展とベルiギー展へ行きブリューゲルの作品を目にして来たので今回もつい気になって足を運びました。
ぶっちゃけ前回行った二つの展覧会ではベルギーのは「ベルギー奇i想の系i譜展」という題でして、天国とか地獄とか…空想上、神話上の不思議な世界観を舞台にした作品を多く見て来たのでブリューゲiルってそういう…現実離れをした作品がメインなのかな?とつい思ってたんですけど、当時のフランドルの情景とかも多く描いてたんですね。個人的にはモノクロでパッキリとした版画作品が好きです。
また絵に見られる一族で共通の特徴なんかもキャプションで書かれいてたのでこういう一族の特色って…知るの楽しいです…
また私は撮影可のところがあるのを知らずロッカーに財布以外全て預けてしまいちょうびっくりしました、マジかよ……

またついでにですがベルギービールも売ってたので買ってしまいましたへへ、おいしいのかな

 

またこれは……名前を伏せたほうがいいのかな?専門学校の卒展もやっていて、プラっと入ってしまいました。完全部外者なのにいいのかしら……とビクビクしてましたが楽しかったです〜!立体物から油彩画、デザインに、ゲームやマンガ、イラスト制作など一気に見ることができて良い意味でお腹いっぱいです✨

あと……アクスタとか本を制作してる方とか……大きいキャンバス?に絵を……とかすごい……良いなぁって思います…めちゃくちゃわたしもやりたい……

 

アラビア展

紀元前ごろの彫刻や食器類などの日用品が飾ってありましたが模様があるやつは今でも見ることができてどれもよく残ってるなぁと思うばかりです…!また、アラビアではクルアーンを記すために写植技術が発展したらしいです。なんと書いてあるかまではわからなかったのですが墓碑に記されたアラビア語と装飾が綺麗で細かくて……石に彫ってあるんですよ……やばいな…あと一番覚えてるのは19世紀あたりのライフルやピストルです。金属部分の所に金の装飾が施されているんですが雰囲気を邪魔しない装飾でしたね……綺麗だったな……!

 

 

仁和寺

今回はアラビア展メインでしたが受付で「待ち時間は今の所ないですね〜」というお話が聞こえたのをキッカケに仁和寺展もいきました✌️✌️
以前の運慶展も課題の所用で行ったんですけどね、待ち時間がディ●゛ニーでそんくらいだらうとビビってたので今回は諦めかけてましたが行けて良かったです……
空海が唐から持ち帰った書と空海の書いた文書?も展示されてて…こういうどの時代でも直筆の文書などを見ると「あ〜この人は本当に生きてたんだな〜」と実感できて…感慨深いですね…
今回の展示の仕方(?)ですかね、仏像にスポットライトが当たってバックに影も映し出されてるのちょ〜〜〜〜かっこよかったです……!!!!本当にそこに存在している感じに圧倒されます。仏像を見る機会がよくあるのですがどこのお寺のを見てもその繊細さや圧倒される存在感は脳裏に焼き付いてきますね……まだ仏像や仏教については全然ですが、機会があったら他のところも見てみたいです。つい図録を買ってしまった……!今日だけで三つも買ってありえん重たかったです。ちぎれる!!!

 

またついったでみた千手アームクッション?店員さんがTwitterとかで話題になってすぐ売り切れになってしまったんですよ〜〜なんてお話しされててネットのちからってすげー

わたしは空海ほか筆の三十帖冊子のマステ買いました。それマステにしていいの??って思ってつい買ってましたね…

 

長々とした感想文になってしまいましたが、どれも自分の知識の材料になったりモチベーションが上がりました💪💪お金と時間が許すくらいにまたこういう所行きたいです。閲覧ありがとうございました!

 

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写真オッケーのところでした